2024.11.27 更新アーシャルデザイン、アルバルク東京へ向けキャリアマネジメントの重要性を説く「ALVARK.CAREER INNOVATION 研修」を実施
株式会社アーシャルデザイン(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:小園翔太)は、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(以下、B.LEAGUE)に所属するアルバルク東京に在籍する選手を対象に2024年11月19日(火)、20日(水)と2日間に渡って「ALVARK.CAREER INNOVATION 研修」を実施いたしました。
「世界中のプロスポーツから”セカンドキャリア”という言葉を無くす」ことを使命としている当社は、2024年7月に選手の現役時代の魅力を最大化させ、未来につなげることをテーマにした取り組み「B.LEAGUE キャリアマネジメントプログラム」を実施し、選手へのキャリア支援を行いました。
今回の研修ではB.LEAGUEキャリアマネジメントプログラムの内容を、アルバルク東京に所属する選手仕様へアップデートし、研修を行いました。
▼(参考)B.LEAGUEキャリアマネジメントプログラム イベントレポートはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000036999.html
■開催の背景
スポーツ界では、引退後の職業選択や社会復帰の難しさから、収入の減少やスキル不足に悩むアスリートのセカンドキャリア問題が存在します。
当社は、アスリートの価値は競技力だけでなく、「競技力×人間力」であると考えています。人間力の重要性は、B.LEAGUEに限らず、多くの若い選手にとって気づきにくいものですが、引退の時期になる頃にはその重要性に気づくことが多いです。しかし、その時点ではすでに遅いこともあります。
現役時代から「人間力とは何か」「アスリートの価値とは何か」「それらを伸ばす為に何をしたらいいのか」と考えるきっかけづくりに当社が携わらせていただくことで、現役中の魅力を最大化させ、その先の未来につなげるヒントになればと思います。
■研修1日目 アスリートに求められる「社会常識」
研修1日目では、元ハンドボール日本代表主将であり、現在は北國ハニービー石川の監督を務める当社の東が、「アスリートに求められる社会常識」をテーマに講義を行いました。私たちは、スポーツリーグやクラブも基本的には一般企業と同じで、プロアスリートも一社会人であると考えています。
ただし、アスリートと会社員には大きな違いがあります。アスリートはより個人に注目される機会が多く、引退後も「元Bリーガー」や「元アルバルク東京の選手」として名前が世の中に出続ける存在です。
このような特性を踏まえ、研修では社会人としての「価値を損なう言動」と「価値を高める言動」について具体例を用いながら伝えました。
現在では不適切とされる表現や、相手に悪い印象を与える行動・言葉遣いについて考えるミニワークを実施しました。選手の皆様には、各自ペンを取り、自分の考えを紙に書き出していただき、その後、全員の前で意見を発表していただきました。
個人ワークのはずが、「今は何て言い換えるんだろう」「自分はこういう時、どうしていたっけ」等、自然とみんなで会話が始まり、普段からの仲の良さが伝わりました。
■研修2日目アスリートの「価値」について
研修2日目は「アスリートの価値について」講義を行い、「ファンを創る力=競技力×人間力」であり、現役時代のうちにファンを創ることが引退後の活動に大きな影響を及ぼすことを学んでいただきました。
近年、スポーツや教育の現場で注目されている「非認知能力」。目に見えるスキルや知識だけでなく、目標達成力や協調性、共感力といった人間的な力が、これからの時代を生き抜くために必要と考えられています。この「非認知能力」は、特にチームスポーツに取り組む人々が養いやすいと言われています。
アスリートは試合でのプレーだけでなく、その振る舞いや発言を通じて周囲の人々を惹きつける特別な力を持っています。しかし、その力は単なる「足し算」ではなく、日々の言動が積み重なって「かけ算」として価値を高めるものです。一方で、研修で触れたように、価値を損なう行動が多ければファンを失う原因にもなります。
研修では、東氏が選手たちに対し「『人間力』を高める為にどんなことができるだろう」と問いかけました。
【発表の一例】
平岩 玄選手
「試合で負けた時に下を向きがちです。感謝の気持ちを伝えるためにも、来てくださったファンの方々を見るようこれからは心掛けたいと思います。」
福澤 晃平選手
「チームで参加するイベントでは、誰よりも楽しそうに振る舞い、場を盛り上げる存在になりたいです。」
東氏が「ファンを創る」為に意識・実行している内容を真剣に聞く選手達。引退後は「競技力」で自分をアピールすることができなくなります。プロであるスペシャルタイムの間にしかできないことをして、選手としてのファンではなく、自分のファンを創ることが現役中の魅力を最大化させつつ、その先の未来につなげることになります。
■研修終了後の選手たちの声(一部)
テーブス 海選手
「元代表選手だからこそ、持っている人生経験やビジネスマインドセットがすごく自分のためになりそうで助かりました。」
ザック・バランスキー選手
「しっかりと考えるきっかけにもなりましたし、自分のプロとしての価値を大切にしたいと思いました。」
▼プレスリリースはこちら
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