桑田真澄氏がアーシャルデザインの顧問(エグゼクティブアドバイザー)に就任
株式会社アーシャルデザインは、アスリート人材のさらなるキャリア開発と支援ならびにスポーツが持つ教育コンテンツとしての認知拡大に向け、読売ジャイアンツ二軍監督の桑田真澄氏が就任したことをお知らせいたします。
顧問就任の背景
当社は、スポーツコンテンツと様々なビジネスドメインを掛け合わせる事で社会をアップデートしていくソーシャルスタートアップ(SPORTS LIFE HACK COMPANY)です。
アスリートのキャリア支援実績数は10,000名を超え、2020年には、創業以来、集積してきた独自データによって、アスリートとITエンジニアの適性に着目し、「Athlete Agent-TECH|アスリートエージェントテック」事業をスタート。2022年には独自のクラウド教育システムを開発し、競技人材から100名以上の「アスリートエンジニア」を創出してきました。
桑田氏は23年にわたるプロ野球の現役生活で輝かしい成績を収めてきましたが、現役引退後も早稲田大学大学院や東京大学大学院でスポーツに関する研究を続けてきました。その原動力になっているのは、常識を疑いながら日本のスポーツ界をよりよいものにして、次世代に受け継ぎたいという強い思いです。
スポーツには純粋に勝利を追求する競技的な側面と、よりよい結果を目指す過程を通して人間性を磨く教育的な側面が存在します。
アーシャルデザインは桑田氏とともに勝利至上主義と人材育成主義を融合する活動を通して、アスリートが備える潜在的な価値を社会へ還元してまいります。
桑田真澄氏との今後の取り組みについて
【エグゼクティブアドバイザー 桑田真澄氏 独自コンテンツの配信】※予定
弊社運営オウンドメディア内にて、桑田氏のコンテンツ配信を予定しております。内容については、桑田氏が現役引退後にアップデートしてきた教育論、指導論、リスキリング、キャリア論、野球論等、多岐に渡る予定。他メディアにはない情報をお届けする事を予定しております。
【トッププロアスリート向けキャリア研修 / 指導者向け研修】※予定
国内プロアスリートに向けたキャリア研修及びセミナーを企画し、特別講師として桑田氏に登壇いただく予定。また引退後にアップデートし続けている独自の指導論を競技指導者向けに展開していく事も予定しております。
顧問 桑田 真澄氏 コメント
この度、アーシャルデザイン社で顧問を務めさせていただく事を大変うれしく思います。アーシャルデザイン社は、スポーツが持つパワーで世の中に存在する社会課題の解決を図るという、非常にユニークなアプローチを採っています。なかでも、アスリート人材にITプログラミングを教育することで、引退後のキャリアの選択肢を増やすアクションは、素晴らしい取り組みだと考えています。
私自身は周囲の人たちからの支えもあり、23年にわたる現役生活を続けるとともに、悔いなく引退することができました。その一方で多くのプロアスリートは、表舞台に立つことなく引退を余儀なくされることもまた事実です。
プロスポーツは厳しい弱肉強食の世界であり、アスリートも自身の競技力と報酬の最大化をゴールとしています。好奇心やガッツ、行動力など、アスリートが持つ能力やスキルはそれにはとどまりません。競技力向上を目指す試行錯誤、言い換えれば仮説と検証のプロセスを繰り返す探求心や粘り強さは、スポーツ界のみならず引退後の一般社会で活躍できるスキルだと考えています。アスリート自身がまだ十分に気づいていない潜在能力を具体化するために、何ができるのか。私は「勝利至上主義と人材育成主義を融合する」プロジェクトをアーシャルデザインの皆さんと一緒にかなえていきたいと思います。
桑田 真澄氏 プロフィール
桑田真澄(1968年4月1日)
大阪府八尾市出身。高校野球、プロ野球時代には、数々の記録を樹立し、2008年に引退。現役引退後は野球評論家として活躍するかたわら、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程を修了。現在は読売ジャイアンツ二軍監督を務めるとともに、東京大学大学院総合文化研究科で特任研究員を続けている。
※プロ野球 現役時代※
読売ジャイアンツ(1986-2006):通算173勝、MVP、沢村賞、ゴールデングラブ賞8回(投手最多タイ記録)など、ピッツバーグ・パイレーツ(2007-2008)